<科学探究科2年生>九州フィールドワーク3日目

〇12月15日(水)霧島(霧島神水峡、国分城山公園)、桜島(桜島ビジターセンター、有村溶岩展望所)

 霧島神水峡では城ケ崎海岸でも見られる柱状節理や美しい水など火山によって作り出された自然を体感しました。
 火山活動で形成された高台にある国分城山公園では、特徴的なシラス台地や霧島から桜島までの火山が織り成す地形を観察しました。
 桜島では、火山博士の福島氏から地質学や生物学などの科学的知見はもちろん、考古学や農業などとの関連を踏まえて人間と自然との繋がりについて深く学びました。自然の織り成す美しさを感じる一方で砂防への備えも目にし、火山とともに生きる厳しさも知りました。桜島では研修中に二度噴煙が立ち上り、火山活動を肌で感じる貴重な経験でした。
 ある生徒は「自然の回復力を間近で感じ、自然との向き合い方を考え直す機会になった」と話し、それぞれが新たな発見から多角的な視点で物事を考える大切さを学んでいます。
 夕方には鹿児島空港から飛行機で屋久島の屋久島環境文化センターに移動しました。明日の屋久島研修に備えます。

   
       霧島神水峡                立派な柱状節理
   
   疑問があればすぐに質問します             桜島と錦江湾
   
      見て、触って、実感              有村溶岩展望台
   
       屋久島に到着               センターにて開講式