体操競技部
〈体操競技部〉 新チーム発足! 新入生の練習風景
全国大会に出場する女子団体メンバーの選手を除き、3年生の選手が引退となりました。今後は1年生11名、2年生7名の計18名で活動していきます。
「体操競技」と聞くと難しく感じる方も多いかもしれませんが、本校では高校から競技を始める初心者も多くいます。3年生は14名のうち11名が初心者であり、1・2年生も半数以上が別の競技経験者、あるいは文化部出身で全くの未経験からスタートしています。そこで今回は、初心者の練習メニューについてご紹介します。
毎日の練習は、柔軟運動とマットワークから始まります。運動経験がなく体が硬い生徒も、毎日コツコツと続けることで開脚などのポーズを美しくとれるようになっていきます。また怪我の予防という観点からも、柔軟性は非常に重要です。マットワークもつま先や体の各関節を意識しながら行います。
各種目の練習では、例えば女子の平均台は高さが1m25cmあり、幅はわずか10cmしかありません。そのため低い台で練習を重ねて、抵抗感をなくしていきます。その後は台の下にマットを厚く敷き、徐々に薄くしていくなど、段階を踏みながら技に取り組んでいきます。男子の平行棒やつり輪も同様に、低いバーやリングを使って少しずつ慣れていきます。
先日の大会では初心者の生徒も難度の高い技に挑戦し、優れた成績を修めることができました。今年度は更なる発展を目指して、チーム一丸となって練習に励んでいきます。応援よろしくお願いします。
〈肩関節の柔軟運動〉 〈平均台 低い台でのターン練習〉
〈跳び箱を使った着地の練習〉