〈弓道部〉7月の活動

 7月の活動を報告します。

 1年生は、先月から2年生に教わってきた座射のテストに挑みました。先輩の厳しい目が注がれる中で正確に所作を行うことができず、だいぶ苦戦した者もいましたが、7月中旬には全員合格することができました。1年生もここで初めて道着を着て練習に参加することになります。

 1年生は道着を着てから射技の練習を本格的に行いました。矢をつがえて正しく引く練習から始め、そこから巻き藁の前で矢を離す練習に移り、それが問題なく安全にできるようになって、ようやく的前に立って引いて離す練習を行います。射技を安全に行うには、正しい技術が求められます。正しく引けなかった時、場合によっては弦が顔や腕を払って痛い思いをすることもあります。だから指導をされる側もする側も、真剣に対峙しなければいけません。

 これまで2年生の指導を真剣に受けてきた1年生は、スムーズに射技の練習に入ることができました。そして日を重ねるごとにできることが増えていきました。7月中旬には巻き藁で矢を離すこともおぼつかなかったのが、7月の終わりには試合会場となる静岡県武道館で的前に立ち、的中する者もたくさん出ました。1年生はこれからが弓道が本当に楽しい時期に入ります。

 8月に入ると1年生も一人立ちし、2年生もようやく自分の練習に集中することができます。暑い日が続きますが、これからたくさん練習して、それぞれで技術や競技力の向上を目指していきます。引き続き応援をよろしくお願いします。

 

 座射のテストの様子です。多くの目が注がれます。

  一人一人の細かい所作も確認します。

 道着を着てからも射技の指導は続きます。

 

 気づいたことがあればつかさず助言をします。

 馬手(右手)の位置について指導していると思われます。

 1年生が自主練習に励んでいる様子です。

 静岡県武道館で他校と合同練習をしました。

 1年生もこの道場で弓を引くことができました。