令和7年度 活動報告(生徒の活動)

 7月31日(木)に、科学探究科1年生を対象とした数理生物学講義を実施しました。東京都立大学の立木佑弥先生を講師としてお招きし、先生の研究内容に関する御講義を頂きました。

 「数学の力で生物の謎を紐解く」というテーマで、いくつかの研究実践の例をお示しいただき、生物研究に対するアプローチの多様性を学ぶことができました。日頃勉強している数学の内容が、生物研究にどのように貢献しているのかを知ることによって、今後の数学の学習に対する見方も変わったことだと思います。

 今回の講義を通して得た知見をいかして、今後の課題研究に取り組んでいきます。

 7月29、30日に、本校化学室にて科学探究科1年生の校内実験実習を行いました。ビュレットを用いた中和滴定を行い、水溶液の濃度を測定する課題に取り組みました。初めて扱う器具もたくさんありましたが、トラブルなく正確に作業を終えることができました。滴定作業はもちろん、記録やデータの処理、安全な器具や試薬の片付けなど、今後の課題研究に必要なスキルを身に付けることができました。

7月23日(水)、24日(木)につくば科学研修を行いました。

23日は2グループに分け、Aグループは食と農の科学館、ジーンバンク、国際農林水産業研究センター、Bグループは地質標本館、JAXA筑波宇宙センター、気象研究所にて説明を聞き、施設の見学をしました。

24日は、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、物質・材料研究機構(NIMS)にて説明を聞き、施設を見学しました。NIMSでは、光通信のミニ講義と、ファイバヒューズ現象の体験学習も行いました。

 それぞれの施設でどんな研究を行なっているのか、研究の目的、その研究が他の分野や社会にどのように繋がっていくのか等、最先端の科学技術に触れ、科学的な視野を広めることができました。また、どの施設でも時間が足りなくなるくらい、生徒からは多くの質問があがりました。

 7月20日(日)に、科学探究科1年生は富士山へフィールドワークへ赴きました。常葉大学の西原歩先生のガイドの元、富士山の地質を学びながら、宝永火口まで登っていきました。道すがら、落ちている岩石についても解説を頂き、地学の視点で富士山を体験することができました。道中やや険しい山道もありましたが、地面に落ちている岩石露出している地層を観察したり、周囲の植物や昆虫を発見したりしながら、全員無事に研修を終了しました。帰りのバスの中でも、現地で教えていただいた知識を再確認する姿も見られました。

 静岡県に住む人たちにとって身近な存在である富士山について、科学的な学習をする貴重な経験になりました。25日(金)には、富士山周辺の自然環境を学ぶフィールドワークに出かけます。

 

静岡市環境保健研究所の方々に来校していただき、サボテン班と夏季研究室研修に向けて話し合いを行いました。ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析計)とよばれる、溶液中の極微量な無機元素を測定する装置を使わせていただけることが決まりました。

 

 今日は、夏休み前最後の探究プログラムⅡの授業でした。どの班も夏季研究室研修に向けて準備したり、今までの研究のまとめを行いました。今回は、ゲーミング反応班にインタビューしてみました。

Q.研究背景を教えてください

 色の変化がある化学反応に興味があります。調べていく中で、ゲーミング反応は色が綺麗だったのでテーマに選びました。私たちは容器の形による反応の違いについて研究しています。

Q.課題研究の楽しいところは?

 自分のやりたいことを追究できるところです。ゲーミング反応の変化の違いを調べるために、今日は容器内の水の動きを確認する実験を考え、取り組みました。

 

 今日は、オーロラ班の生徒に課題研究についてインタビューしてみました。

Q.研究背景を教えてください

 先輩がSS探究(普通科)で人工的にオーロラを作る研究をしていることを知り、自分たちが所属している科学部のサイエンスショーでもやってみたい!と思ったのがきっかけです。実際に私たちが作ったオーロラはピンク色で、自然で見られるような緑色にはなりませんでした。そこで、任意の色でオーロラを作れないか研究しています。

Q.課題研究の楽しいところは?

 自分たちで計画を立てて実験できるところです。装置も自分たちで考えて設計しているので、「自分たちの研究」をしていると実感できます。また、作ったオーロラが綺麗で感動します。周りの人にオーロラを作る研究をしていると言うと、驚いて興味を持ってもらえることが多くて嬉しいです。

 

 

 

 今日は、静岡大学 竹本裕之先生をお迎えし、研究について成果や課題、参考文献等をもとにヒアリングを行いました。課題研究が始まって3か月ほど経ち、テーマや実験方法などの方向性が決まってきた班も出てきました。夏休みには、大学での研究室研修が予定されているので、それに向けてさらに研究を進めていきます。

 

 

 

 

 サボテン班の生徒に課題研究についてインタビューしてみました。

Q. 研究背景を教えてください

 サボテンをテーマに研究しています。暑く過酷な環境で育つサボテンには重金属耐性があることを知りました。また、ファイトレメディエーションについて知り、サボテンが環境改善に役立てられるのではないかと考え、テーマを決めました。ファイトレメディエーションは、植物の力を利用して土壌や水中の汚染物質を浄化する環境修復技術のことです。

Q. 課題研究の楽しいところは?

 普段の授業では使わない器具や試薬を使って実験できるところです。

 

 7月1日(火)に、ミニ課題研究・数学①が実施されました。今回は声楽の分野でご活躍されている倉藤理大先生を講師としてお招きし、「音楽の和音と数学の関係に迫る」というテーマで授業をしていただきました。

 音楽の基本的な知識を確認したり、音楽鑑賞を体験したりしながら授業が進み、楽しむ中で、音楽と数学の関係性を考えていきました。音楽に使われる音はなぜ12音なのかという疑問を考えていくうちに少しずつ数学との関連が見えてきたようです。

 日頃の授業では音楽と数学の結びつきを気にすることはありませんでしたが、今回の授業を受けて少しその関連に気づくことができました。音楽と数学、それぞれの教科に対する興味関心もより一層深まったように思います。

 ミニ課題研究を通して様々な分野に触れることを通して、自分たちで行う探究活動でのテーマ設定も幅広いものになていくことが期待できそうです。

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