弓道部

<弓道部>1年生の練習

 1年生の練習について報告します。

 今年度弓道部は男子9人、女子9人の新入部員を迎えました。全員初心者でここで初めて弓道を教わります。指導するのは2年生の部員です。2年生は先輩として礼儀作法から、弓を扱う技術まで幅広い内容を教えていきます。

 弓道部では、あいさつ・返事をすることや、大きな張りのある声を出すことを大切にしています。何を教わるにしてもそれらを真剣に受け止められるかが肝心で、まずはその姿勢から身に付けてもらいます。返事やあいさつ、大きな声はその姿勢を形作る大切な基礎となります。1年生が入部して2カ月経ちますが、ここにきてようやく弓道部員らしい張りのある声が出せるようになってきました。弓を引く筋力や作法はまだまだ十分とは言えませんが、これからぐんぐんと身に付けていってくれるだろうと期待しています。

 7月に校内で座射の試験を行い、それを合格すれば道着を着られるようになります。そして的前で矢をつがえて弓を引く練習も重ねて、夏休みの始めの頃には一人立ちをしていく予定です。引き続き応援をよろしくお願いします。

見取り稽古 まずは先輩の射を見ることから始めました

 

先輩の話に真剣に耳を傾けます

 

入場の仕方を練習しています

 

ひと通り終わったら必ずあいさつをします

 

筋力の強化も欠かせません

 

先輩に射型を確認してもらっています

 

座射の指導を受けています

 

これがひと通りできないと次に進めません

 

<弓道部>インターハイ県大会結果

 4月末から戦ってきたインターハイの結果について報告します。

 

 個人戦は地区予選で7人の選手が通過を果たし、県大会を戦うことができました。昨年度の通過者は3人だったので、よく健闘したと言えます。県大会出場者と県大会での結果は以下のとおりです。

2年男子 水谷 準決勝敗退  大石・杉山 予選敗退

2年女子 石神・平原 予選敗退

3年女子 乙崎・藤原 予選敗退 

 

 5人で戦う団体戦は、地区予選の結果が男子が10位、女子が9位であり、10位以内に入ることができ、男女とも県大会進出を決めることができました。特に男子は昨年度涙をのんだ10位決定戦で勝つことができ、去年の苦い経験を生かすことができました。

 そして5/25と6/1に行われた県大会の戦いを以下に報告します。

 予選3回までの的中合計  男子(永野、水谷、松澤、杉山、浦田、大下、吉田)   

                 32/60中 9位確定、準決勝には進めず

              女子(澤田、高林、山田、岩瀬、乙崎、海野悠、石神) 

                 39/60中 1位タイ通過 準決勝進出

 予選3回と準決勝2回の的中合計  60/100中 5位入賞 決勝には進めず

 女子があと少しで東海大会進出というところまで迫りましたが、惜しくも5位という結果になりました。それでも、県大会5位という結果は近年の本校弓道部では最も上位の成績です。県大会は各地区を勝ち抜いた27校によって行われ、女子の5位入賞、男子の9位は大いに健闘したと言っていいものです。

 今回主力として戦った3年生は、この大会が最後になりますが、後を継ぐ後輩に本校弓道部も県大会で戦えるところを示してくれました。これを弾みにして、2年生を主体とした新体制でも頑張りたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いします。

 

手を突き合わせて気合を入れました。   女子団体準決勝。座射で行いました。

 

男子の予選の様子。緊迫感が伝わります。

 

賞状をもらい、最後は笑顔で終わりました。

   

 

 

<弓道部>2月の練習と大会の結果

  2月の活動と、大会の結果について報告します。

 2年生が模擬試験でいない土曜日に、1年生だけで練習を行いました。この1年で1年生はだいぶ弓が引けるようになりましたが、まだ安定感に欠けるところがあります。この日は互いに背中や肩甲骨を触っては、正しく弓が引けているのかどうかを確認しました。こうした教え合い積み重ねることで、彼らは次第に安定した射法ができるようになります。さらには、上級生になった時に下級生を教えることにつながっていきます。

  1月と2月は5人団体の学校対抗戦が行われます。1月27日に地区予選、そして2月10日に県大会が行われました。本校弓道部の結果は以下のとおりです。

静岡県中部地区予選 

   男子(杉山、浦田、大下、鈴木、吉田) 19/40中 9位

   女子(澤田、藤原、高林、岩瀬、乙崎) 21/40中 4位 

 男女共に県大会進出

静岡県大会

 男子(浦田、吉田、大下、大石、杉山) 18/40中 9位

 女子(藤原、高林、山田、岩瀬、乙崎) 23/40中 7位

 上位大会の中日本大会への進出はならず 

 男女ともあと1本的中できれば上位大会進出に絡むことができましたが、そこまでは届かず、選手は悔しい思いをすることになりました。ただし、大きな大会でほぼ普段と変わらない実力を発揮できたことは収穫だったと思います。次の大会は春のインターハイ予選となります。練習を重ねてまた力をつけていきます。引き続き応援をよろしくお願いします。

 

         顧問の入念な説明を聞いています

            ペアを組み教え合いをしています

              肩甲骨の向きを確認しています

     背中に手を当ててもらい意識できるようしています

    県大会団体戦メンバー 笑顔で終わりました

 

<弓道部>年末の活動

 弓道部の年末の活動の様子を報告します。12月26日にクリスマス会、27日にリモート練習試合、28日に納射会と慌ただしく活動しました。

 クリスマス会はお楽しみ企画です。プレゼント交換や有志で一芸を披露します。去年の盛り上がりを知る2年生を中心に、前日の準備から全員はりきっていました。一芸はピアノ演奏から劇や漫才が披露され、部員たちのマルチな能力を垣間見ることができました。

 リモート練習試合は、場所の離れた他校とリモートで繋がり試合を行うものです。直接相手と対峙しない弓道だからこそできる練習試合です。この日は浜北西高校と磐田東高校とで行いました。選手はスクリーンに映し出される他校の選手と、同じ掛け声のもとで弓を引き的中を競います。この日は前日のクリスマス会の勢いを買ってか、総じて本校の選手の的中率が高く、男子で個人と団体で1位を取ることができました。

 納射会は全員で合計108本的中させるまで、1本ずつ丁寧に引きました。その中で頼もしさを感じたのは、この春に入部した1年生でした。まだ弓を引き始めて1年も経っていないのですが、彼らの上達ぶりには目を見張るものがありました。納射会の後、感謝の気持ちを込めて道場や部室、倉庫などの大掃除を行い、今年の練習を締めくくりました。

 年が明けた1月末に学校対抗戦があります。まずはそこに向けて部員一同練習に励んでいきます。引き続き応援をよろしくお願いします。

 

 

プレゼント交換。何がもらえるかはわかりません。

 

一芸披露の様子。本格的にジャケットを着ています。

 

リモート試合。スクリーンの向こうの相手と対戦します。

 

この機会に全国大会の動画を見て学習しました。

納射会。上にクリスマス会の輪飾りが…。 

 

最後に隈なく掃除をして終わりました。

   

 

 

<弓道部>新人戦中部地区大会

  10月28、29日に新人戦中部地区大会を戦ってきました。新人戦は個人戦と3人一組の団体戦を兼ねて行われます。出場者数や団体の数に制限はないので、全員が個人と団体の両方に出場します。そして、新人戦は全国大会にもつながる大きな大会です。一人8射ずつ行い、個人戦は男子は5中以上、女子は4中以上、団体戦は24射で男子は12中以上、女子は10中以上できれば、次の県大会に出場することができます。学年に関係なく全員にチャンスがある大会です。

 本校選手の県大会進出者は以下の通りです。

 

男子個人 杉山(1年)5/8中

女子個人 岩瀬(2年)4/8中、澤田(2年)6/8中、萩原(2年)4/8中、海野(1年)4/8中

     6中の澤田は7位入賞

女子団体 澤田、福田、岩瀬(全員2年)12/24中

 

 団体は1チーム、個人は5人が県大会進出を決めました。

 その中で1年生が二人進出できたことはすばらしいことでした。弓を引いて半年でこのような成果を出せたのは、本人の努力はもちろん、指導した2年生を含めた部全体の力が働いたのだと思います。

 一方で、選手個々の本来の力を見れば、2年生を中心にもっと県大会進出者が出てもよかったと、やや残念に思うところもあります。また、大会直前にインフルエンザが蔓延したことも、選手にとって不運でした。夏明けからこの大会に向けて練習してきた選手にとっては、むしろ悔しさの残る結果になったと思います。

 県大会は週をまたいですぐに行われます。県大会に進出した選手が大いに持てる力を発揮できるよう、部員全員で調整に励んでいきます。引き続き応援をよろしくお願いします。

 

 

 

    女子:緊張感が伝わります

  

  男子:会(引き絞った状態)をしっかり保ちます

   

   

  

   

 入賞者が一人いるだけでも、周囲はとても励まされます