男子テニス部

<男子テニス部>インターハイ県大会(団体戦)結果

団体戦2年ぶり優勝!

高校総体全国大会の出場権を獲得しました!!

  

 

5月6日(土)・7日(日)に行われたインターハイテニス静岡県大会の結果をお知らせします。

今大会から久しぶりに声出し応援も復活し、活気あふれる中での試合でした。

 

                  応援も全力です

 

5月6日(土) 有度山総合公園テニスコート

2回戦 2-0 沼津西高校

 D 大坪・宮本 6-0

 S1 田中   6-1

 S2 久保田  5-0(打ち切り)

 

3回戦 2-0 吉原高校

 D 大坪・宮本 6-1

 S1 伊藤   6-0

 S2 田中   2-0(打ち切り)

 

4回戦 2-0 聖隷クリストファー高校

 D 大坪・宮本 6-2

 S1 伊藤   4-2(打ち切り)

 S2 田中   6-0

 

準々決勝 2-0 浜松北高校

 D 大坪・宮本 5-2(打ち切り)

 S1 伊藤   6-1

 S2 田中   6-1

 

5月7日(日) 花川運動公園テニスコート

準決勝(3セットマッチ) 2-1 磐田東高校

 D 大坪・宮本 1-6、0-6

 S1 伊藤   3-6、6-4、6-2

 S2 田中   6-3、6-0

 

決勝(3セットマッチ) 2-1 日本大学三島高校

 D 大坪・宮本 0-6、3-6

 S1 伊藤   7-6(8-6)、7-5

 S2 田中   6-7(3-7)、6-2、6-1

 

リザーブの久保田(1年)も活躍しました      伝統の全員円陣も復活

 

 

           ダブルス 大坪(3年)・宮本(2年)組

 

  

               シングルス1 伊藤(3年)

 

 

              シングルス2 田中(3年)

 

 

            歓喜の瞬間 全員で喜びを共有しました

 

 緒戦から楽な試合は1試合もありませんでしたが、特に準決勝・決勝の2試合は1球ごとに手に汗握る白熱した試合展開でした。準決勝に進出した4チームの力が拮抗しており、どの試合もフルセットゲームやダイブレイクのセットがあり、選手たちの気力・体力を大きく削る状況になりました。そんなギリギリの試合展開の中、本校の部員たちが努力してきた成果が発揮され、ほんの少しだけ、相手を上回ることができたのだろうと思います。

 現チームは、優勝を目指した昨秋の新人大会ではベスト8で敗退しました。チームの状態は底の底まで落ち込み、そしてなかなか這い上がれない状況がしばらく続きました。このときは、唯一残された高体連大会である令和5年度のインターハイ県優勝は、大きく現実から離れたものになっていました。しかし、部員たちは歯を食いしばり、決して諦めることなく全員で厳しい練習を続けました。更に、インターハイが中止になるなど悔しい思いをしてきた先輩方や、多くの関係者による熱のこもったサポートを得ながら、少しずつチーム力は向上していきました。そして、試合に出る出ないにかかわらず、チーム一丸となって目標を見据えて努力し続け、今回その成果が発揮されたことは、大変嬉しく思っています。

 同時に、素晴らしい試合をしてくれた対戦相手校、大会運営の方々、サポートスタッフの方々をはじめ、すべての関係者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。静岡のテニスを盛り上げる意味でも、全国大会では静岡県の代表として堂々と戦ってきます。

 まだ個人戦もありますし、全国大会までまだまだ多くの課題を克服しなければなりません。これからもより一層気を引き締め、努力していきます。どうぞ温かい応援を、よろしくお願いいたします。

 

<男子テニス部>インターハイ個人戦中部地区予選

令和5年度インターハイ個人戦中部地区予選が終了しましたので、結果を報告します。

1 シングルス

  1位 伊藤(3)

  2位 田中(3)

  7位 大坪(3)

  12位 田代(1)

  13位 宮本(2)

  14位 佐野(1)

  19位 久保田(1)

 2 ダブルス

  1位 伊藤(3)・田中(3)

  2位 大坪(3)・宮本(2)

  10位 佐野(2)・田代(1)

  13位 杉本(1)・久保田(1)

 以上の選手が県大会へ出場します。県大会を勝ち抜き、全国インターハイに出場し、そこでも勝てるよう、これからも頑張ります。

 

※特集B(Beginners)チーム

  本校の硬式テニス部は、幼少時から硬式テニスをプレイしているAチームの選手と、高校から硬式テニスを始めたBチーム(Beginners)の選手がいます。今回のインターハイ静岡県中部地区予選では、残念ながらBチームからの県大会出場者はいませんでした。しかし、Bチームの取り組みの姿勢は決してAチームに引けはとらず、毎日必死に体を鍛え、ボールを追いかけています。そんな彼らの活動の様子を少しだけ紹介します。

Bチーム 3年 齋藤新選手(副部長)、2年 駒見貫多選手、2年 高野浩太選手

     更に、この4月に新たに3名の1年生Bチーム部員が加わりました。

 

 彼らは中学時代はソフトテニスやサッカーをしていましたが、高校から硬式テニスにチャレンジしています。週6回の練習のうち、2~3回はAチームと同じ練習をします。

4月21日 ボレー練習 基礎の反復です。この日は一人500球ほど打ちました。

 

4月21日 ダブルス練習 秋の新人戦に向け、真剣にかつ楽しく、目的を明確にしながら取り組んでいます。

 

市高男子チームの副部長・齋藤選手 4月8日 インターハイ中部地区予選個人戦(シングルス)より

 

 3年副部長の齋藤選手は、個人戦でシングルス・ダブルスとも予選敗退し、4月9日、事実上高校の競技からは引退になりました。しかし、上記写真にもあるとおり、今も毎日部活動に参加し、1・2年生への様々な指導を行っています。これは誰かに命じられてやっているのではなく、齋藤選手自らが「自分がこのチームのためにその指導をしなければならない」という使命感から、自主的に行っているものです。確かに、技術的にはAチームには敵わないかもしれませんが、Bチームの取り組みの姿勢は、市高テニス部全体の士気に繋がっています。この団結力で、5月6日・7日の団体戦を戦い抜きたいと思います。

 

 予選敗退が決まった斎藤選手に、試合直後、話を聞きました。

《高校の部活を振り返ってどうでしたか?》

齋「試合では負けてしまいましたが、今自分ができる精一杯のことはやれましたので、後悔はないです。」

 大会直前に持病の腰痛が再発してしまい、万全な準備はできませんでしたが、その状態でもやれることはやったと胸を張って言えるところに、齋藤選手のこの2年間の成長を感じました。

 斎藤選手は、これから本格的に受験勉強に取り組んでいきますが、しばらくはそれと並行して、Bチームの底上げとチーム全体の士気の向上に頑張ってもらいます。皆さん、応援よろしくお願いいたします!