令和5年度 活動報告(生徒の活動)
<科学探究科2年>Career DesignプログラムII・科学英語プレゼン研修#1
8月24・25日の2日間にわたり、科学探究科2年生は科学英語プレゼン研修を行いました。
〇講師:静岡県立大学 食品栄養科学部 太田敏郎先生、薬学部 Philip Hawke先生
〇Day 1
課題研究のグループごと(全12グループ)に、現在取り組んでいる研究の内容を英語でプレゼンテーションし、質疑応答にも対応しました。初めてのZoomプレゼンには不慣れな点もありましたが、今の時代に必要な経験を積むことができました。
〇Day2
前日のプレゼンを踏まえ、グループごとに講師の先生方から改善点を指導していただきました。プレゼンの構成や専門用語の説明の仕方、正しい発音など、大学の先生方からの的確なアドバイスは、英語のみならず日本語でのプレゼンにも必要な視点でした。今後も研究を進めながら英語プレゼンの改善を図り、11月末の「科学英語プレゼン研修#2」に向けて練習を重ねます。
<科学探究科1年>CDプログラムⅠ・富士山フィールドワーク
科学探究科1年生が、富士山周辺でフィールドワークを行いました。
〇講師
静岡大学理学部地球科学科 石橋秀巳 先生
〇研修内容
・7/11(火)事前研修
・7/22(土)宝永火口、太郎坊
・7/23(日)紅葉台、コウモリ穴、白糸の滝
あいにくの悪天候で2日間を通して富士山の全体像を観察することはできませんでしたが、1日目は宝永噴火の噴出物である岩石や溶岩でできた地形を、2日目には富士山麓の地形や噴火によってできた溶岩洞窟や地層を観察しました。研修中、富士山周辺は多くの登山客や観光客で賑わっていましたが、専門知識をもって科学的な角度から観察することでこれまでとは違った景色が見えることを生徒たちは学ぶことができました。
<科学探究科2年>CDプログラムⅡ・つくば研修
7月25日・26日、科学探究科2年生はつくば科学研修を実施しました。1日目は地質標本館、防災科学技術研究所、食と農の科学館、2日目は、高エネルギー加速器研究機構、物質・材料研究機構を職員の方に説明していただきながら、施設を見学しました。参加生徒は様々な視点から科学について考える貴重な経験をすることができました。
地質標本館 防災科学技術研究所
食と農の科学館 物質・材料研究機構
高エネルギー加速器研究機構
<科学探究科3年>SSH東海フェスタ参加 (名古屋)
7/15(土)に名城大学で行われたSSH東海フェスタに3年生の課題研究チーム(2チーム)が参加しました。
口頭発表では「アルコール添加によるBZ反応の振動促進」、
パネルセッションでは「ハーディ・リトルウッドのF予想を用いたガウス素数の分布の考察」
の発表を行いました。
実際に発表してみると、不十分な部分や、満足できない部分が浮き彫りになりました。
8月に神戸で行われるSSH全国生徒研究発表会、大阪で行われるマスフェスタに向けて、
より良い発表ができるよう、さらに改善していきます。
〈普通科SS探究〉外部メンターとの個別相談会
1,2年生のSS探究では、探究チームが決まり、これから本格的に探究活動が始まっていきます。
自分の興味関心についてや、これから何をやっていくか、この夏に誰に会いに行きたいかなど、
チームそれぞれの課題に対応するため、外部メンターとの個別相談を実施しました。
SBS番組制作テレビプロデューサーの鈴木俊夫さん、しずおか共育ネットの井上さん、池谷さん、高橋さん、
静岡大学、山梨大学、京都芸術大学関西学院大学の大学生さんなど、
多くのメンターさんに、対面やオンラインで個別相談をしていただきました。
これからの活動のヒントを得ることができたと思います。